Moin! どうもビーバーです。
みなさん北ドイツの観光地ってどんなところがあるかご存知ですか?
1番最初に思い浮かべるのは首都であるベルリンだと思いますがその他にもぜひ訪れていただきたい場所がたくさんあるので今回はその中から5つご紹介させていただきたいと思います!
はじめに
まずはそもそも「北ドイツって何?」という疑問からお答えさせていただきたいと思います。
ドイツという国は南北に長い国(日本ほどではありません)であり、短期間の旅行でどちらも行こうとすると時間がかかってしまいます。
例えば、後にも紹介する北の港町「ハンブルク」から南のクリスマスマーケットで有名な街「ミュンヘン」までは約800kmほどあり日本の東京から広島までの距離と大体一緒です。
この距離を移動しようと思うと5時間30分以上かかってしまい、せっかくのドイツ旅行の時間を移動の時間にあててしまう事になりかねません。
そこで私は短期間で行く場合は北か南のどちらかに絞って旅行することをおすすめしており、今回は特にドイツの北側にある街についてご紹介させていただこうと思います。
北ドイツにあるおすすめの街がこちらです。
- ベルリン・ポツダム
- ハンブルク
- ブレーメン
- リューベック
- ドレスデン
ベルリン、ブレーメンなどは聞いた事があるのではないでしょうか?
ここからはそれぞれの街について詳しく解説していきます。
ベルリン・ポツダム
まずはドイツの首都ベルリン!
ベルリンは非常に大きな都市でいわゆる日本の東京みたいな感じです。
しかしやはり東京とは雰囲気が異なり、ベルリンを一言で言うと『カオス』です。
というのもベルリンではほとんどが新しい建物なのですが、古い建物が時折入り混ざっていたり、あちこちに落書きがあったりするので少し雑多で汚い感じがします。
また、街中には不思議なオブジェクトがたくさん置いてあり、全体的にカオスな雰囲気が漂っています。
これだけ聞いてしまうと魅力的ではないように思われるかもしれませんが、個人的にはこのカオスな感じが逆にとても魅力的でした。
街は活き活きとしていて、綺麗でアーティスティックな新しい建物から中世ヨーロッパを感じられる古い建物が混ざり合わずに個性を主張しながら乱立している街並みは見ていて飽きません。
街を歩いているだけでも楽しいのですが、ベルリンに行ったらぜひ訪れていただきたい場所がいくつかあります。
1つ目は『博物館島』です。
島といってもベルリンの中心を通る川の中洲のような場所で、橋もかかっているので歩いて簡単に行く事ができます。
この博物館島には古い博物館や新しい博物館など、5つの博物館がありそれぞれで展示品が異なるので全ての博物館を回ろうと思うと1日かかってしまうほどボリューミーな場所となっています。
しかしここの展示品の多くはドイツ語で解説が書かれているため、100%博物館を楽しむのは少し難しいかもしれません。
この5つの博物館全てに入場できるセットの入場券は24ユーロ(約5000円)ほどかかるので、入場券は買わずに博物館島の中をぶらぶらすると言うのも一つの手なのかもしれません。
この博物館島には『ベルリン大聖堂』もあり、ベルリン大聖堂は博物館とは別で入場料を払うことで聖堂内を見て回る事ができます。
さらには聖堂には展望スペースもあり、展望スペースからはベルリンの街を眺める事ができるので、ベルリン大聖堂にはぜひ訪れていただきたいです。
2つ目は『ブランデンブルク門』です。
こちらはとてもシンプル。ベルリンの街中にあるヨーロッパ風の大きな門です。
大きな門をくぐるだけでも面白いのですが、門に続く通りにあるお店や門の前の広場での人の賑わいがとても魅力的です。
特に夜はライトアップされて非常に美しいので、通りの屋台でご飯とビールを買い、門を眺めていたらあっという間に時間が過ぎてしまいますよ。
3つ目は『カイザー・ヴィルヘルム教会』です。
こちらの教会は特段大きいわけではないのですが、少し朽ちた見た目や街中に突然現れる様が非常にかっこいいです。
こちらの教会は駅からも近く、周りに動物園などもあるので少し立ち寄ってみていただきたいです。
ベルリンパートの最後に『ポツダム』についてご紹介させていただきたいです。
ポツダムはベルリンから電車で30分で行くことのできる街なのですが、このポツダムにある宮殿にはぜひ足を運んでいただきたいです。
ポツダムにはいくつか宮殿があるのですが、特にサンスーシ宮殿というところの周りにはいくつもの宮殿があり歩いて見て回る事ができます。
どの宮殿もとても煌びやかで美しいのですが、特にサンスーシ宮殿では宮殿内の見学の際に日本語版の音声案内機器を借りる事ができ、宮殿のことをより深く理解する事ができるのでおすすめです。
また、かなりマイナーな場所になってしまうのですが、ポツダム内の『Glienicker Brücke』という橋から見る対岸の宮殿は息を呑むほど美しいので時間がありましたらぜひ訪れていただきたいです。
ハンブルク
続いてのおすすめ街はハンブルク!
ハンブルクはベルリンよりも北側にある港町です。
ハンブルクではベルリンより港町ならではの美味しい魚料理が食べられたり、大きな船を見る事ができます。
また、水が近く建物も近代的なものが比較的少ないので、水辺と街が一体化したドイツの街並みを楽しむ事ができます。
ハンブルクでおすすめの観光地は『Speicherstadt』というところです。
ここは横浜や函館の赤レンガ倉庫などと似た雰囲気があるのですが、なんといっても規模感が桁違いに大きいです。
街の中を通る河に沿ってたくさんの倉庫が並んでいるのですが、どの倉庫も身長が高く、一度この倉庫群の中に入ると倉庫に囲まれた状態になるので少しワクワクします。
倉庫群の中にはレストランもあり、綺麗な景色の中でゆっくりと食事を楽しむこともできるのでぜひ訪れてみてください!
ブレーメン
続いてのおすすめの街はブレーメン!
みなさん一度は『ブレーメンの音楽隊』という言葉を聞いた事があるのではないでしょうか?
ブレーメンの音楽隊というのはロバ、犬、猫、ニワトリが登場するドイツの童話なのですが、このブレーメンの音楽隊のモデルの街がまさにここ、ドイツのブレーメンなのです!
なのでこの街ではあちこちで像や絵のブレーメンの音楽隊を目にすることができ、おとぎ話の世界に入ったような雰囲気が味わえるメルヘンな街となっています。
特に有名なのが街の中心地にあるブレーメンの音楽隊の銅像。
この銅像の前には観光客の列ができていることもあり、銅像とツーショットを撮るために並ぶこともあります。
(ちなみにこの銅像のロバの前足を触るといいことがあるらしいです。)
さらにもう一つ面白いのが、街にあるマンホールにコインを入れるとブレーメンの音楽隊の動物の鳴き声が聞こえてきます。
こちらは4匹の動物のうちランダムに1匹の鳴き声が聞こえてくるものなので全部の動物の鳴き声をコンプリートしてみるのも面白いかもしれません。
そしてこのブレーメンでおすすめの観光地は『聖ペトリ大聖堂』です。
こちらの大聖堂は特に外観が美しく、古い造りと細かい装飾を見る事ができるため見ているでけで飽きません。
中に入ることもできますが、内側は静かで暗く落ち着いており、装飾も比較的控えめな印象を受けます。
街の観光に疲れた時はこちらの大聖堂に立ち寄って心を落ち着けてみるのも良いのではないでしょうか。
リューベック
続いてのおすすめの街はリューベックです!
リューベックはハンブルクよりもさらに北に位置し、小さいながらも歴史を感じることのできる美しい街です。
リューベックは歴史的な建築物が多く保存されており、街のあちこちで中世ヨーロッパの雰囲気を感じる事ができます。
そのため、特別有名な観光地に行かなくても街を歩いているだけで日本にはない雰囲気をそこらじゅうで感じる事ができる『街歩きの楽しい街』となっています。
しかしどこを歩いていても楽しいのですが逆に、リューベックには特段珍しく面白い観光地があるようには思いませんでした。
全体的に面白い反面、秀でる場所がない『バランス型の街』という感じでしょうか。
なのでここではおすすめの観光地紹介を控えさせていただきます。
ドレスデン
最後のおすすめの街はドレスデン!
今回の記事ではドレスデンを最後に挙げているのですが、実は個人的には1番オススメの街となっています。
しかしこのドレスデンはドイツの北と南のちょうど中間あたりに位置しているため、この記事『北ドイツおすすめ観光地5選』では最後にあげさせていただきました。
こちらのドレスデンですが至る所に美しい建物が立っており、さらにはそれぞれの建物のスケールも非常に大きいため、1日で周りきるのは少し難しいかもしれません。
建物が黒をベースとしたものが多いため、全体的に少し暗い印象を受ける街ですが、逆にそれも落ち着いた雰囲気を醸し出しておりとてもカッコいい街となっております。
ドレスデンのおすすめの観光地はたくさんあります。
まず1つ目は、『ツヴィンガー宮殿』です。
こちらは非常に大きな宮殿で、中庭をぐるりと囲った宮殿の回廊を歩いて回る事ができます。
回廊の屋上を歩いて回ることもでき、屋上から中庭と宮殿を一緒に眺めていると中世ヨーロッパにタイムスリップした気分を味わうこともできますよ。
宮殿内では日本では見られない建築様式の建造物がたくさんあり、あちこちが撮影スポットとなっています。
※宮殿は現在工事中となっている可能性がありますで、訪れる際には最新の情報をご確認ください。
また宮殿のすぐ隣には大きな広場が広がっており、この広場が宮殿、劇場、お城、教会に囲まれているため360度どこを見ても美しい景色を味わう事ができます。
ドレスデンに行った際はぜひここに訪れてみてください。
2つ目は『聖母教会』です。
こちらの聖母教会は街中に突然現れる大きな教会で外観は少し丸みを帯びていて可愛らしい印象を受けます。
中に入ってみると外からは想像できないほど広く、装飾も息を呑むほど美しいため教会内で座っているだけで時が流れるのを忘れてしまいます。
さらに教会内には教会についての展示品スペースがあり、教会について深く知ることもできるのでぜひ訪れてみてください。
まとめ
今回の記事では北ドイツにあるオススメの観光地5つを紹介させていただきました。
どの街でも日本では見られないような美しい建物や雰囲気を味わう事ができるのでぜひどれか一つでも訪れてみてください!